Oライン(肛門周り)の脱毛をご希望の方で、痔(ぢ)を患っている場合、患部の状態によって対応が異なります。医師が患者さまを診察して判断するため、カウンセリングなどであらかじめ相談が必要です。

痔の症状とレーザー照射の関係

痔はおもに、肛門にいぼのような腫れができる「いぼ痔(痔核)」、肛門の出口付近の皮膚が切れた状態になる「切れ痔(裂肛)」、肛門周辺の皮膚に穴が開いて直腸とつながる「痔ろう(穴痔)」に分かれます。

クリニックによって判断が異なりますが、症状が軽度ないぼ痔や切れ痔の場合や患部へのレーザー照射を希望しない場合は、Oライン(肛門周り)自体への照射は可能と判断されることがあります。
しかし、痔ろうを患っている場合や痔の種類に関わらず症状が重い場合、痔の手術を受けた直後はOライン(肛門周り)にレーザーを照射することはできません。

また、痔の手術後や治療途中のレーザー照射への対応は、クリニックによって異なるため、カウンセリングや診察などでご確認ください。

レジーナクリニックでの対応

レジーナクリニックでは、医師の診察のもと痔の患者さまへの対応を判断しています。
医師が対応可能と判断しても、痔がある場合のOラインへの照射は患部を避けて行います。
Oライン全体へのレーザー照射をご希望の場合、痔の治療を優先していただくようにお願いしています。

なお、患部の状態によっては周辺を大きく避けてレーザーを照射する必要があり、Oラインのわずかな範囲しか照射できない可能性もあります。
そのため、痔を治療して症状が落ち着いた状態であることが望ましいです。

また、痔の手術直後のレーザー照射は行っておりません。
手術後にレーザー照射が可能となる時期については一人一人の術後経過により異なるため、クリニックにご確認ください。

痔がある状態でのOラインへのレーザー照射のリスク

患部周辺の照射時に痛みを感じやすい

痔がある部分の皮膚が切れている、炎症がある、傷となっている場合、患部周辺にレーザーを照射すると、痛みを強く感じることがあります。

照射漏れ

痔の痛みを強く感じる状態だと、照射時に適切な体勢を取りにくくなり、レーザーが患部にうまく照射できず、照射漏れにつながる可能性があります。
また、痔により皮膚が隆起していると、脱毛機の照射面が皮膚にうまく密着しないため、照射漏れが起きやすくなってしまうのです。

照射漏れが起きた場合のレジーナクリニックの対応と保証期間

痔ではなくスキンタグの場合の対応

痔と勘違いしやすい症状として「スキンタグ」があります。スキンタグは、肛門周囲の皮膚のたるみのことを指し、いぼ痔や切れ痔などで肛門部分が腫れたあとに患部が委縮し、シワとなって残った場合などに生じます。

内科や外科(肛門科など)を受診し、肛門周囲の皮膚のたるみが痔ではなくスキンタグであると判断された場合、一般的にOラインへレーザーを照射できることがあります。

レジーナクリニックでは、スキンタグか痔か判断が難しい場合、事前に内科や外科(肛門科など)で診断を受けた後、患者さまに無料カウンセリングにお越しいただいています。

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